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水明コラム

照明のLED化

  • 2022年07月19日

昨晩から九州北部に線状降水帯が発生し、日田市は午前中まで

土砂降りの雨が降っていました。

現在は雨も落ち着いていて、安心しています。

皆さまの地域はいかがでしょうか?

午後も雨が降り続くところもあると思いますので、お気をつけ

ください。

 

さて、今回はLEDについてお話ししたいと思います。

現在の照明器具はLEDが主流となり、蛍光灯は少なく

なっています。政府も地球温暖化防止対策のひとつとして、

LED化を進めており蛍光灯の製造が2020年までに終了

しているメーカーがほとんどです。

既にご自宅の照明でLED照明を使用している方も多いのでは

ないかと思います。

 

これまで使用していた蛍光灯からLED照明に変更して使用する

際に、工事が必要な場合があることをご存じでしょうか。

多くのご家庭は天井に引っ掛けシーリングがあり、そこに

照明器具をカチッとはめて使用していると思います。

その場合は工事の必要はなく、そのままLED照明を使用

することが可能です。

【引っ掛けシーリング】

 

しかし、直接天井に設置する直管蛍光灯やダウンライトなどを

使用する場合は、使用前に安定器を取り外すための工事が

必要です。蛍光灯器具内には電流を安定して供給するための

安定器がついていますが、LEDには必要ありません。

安定器を外さずに使用できるLED照明もありますが、安定器を

取り外さずにそのままLED照明を使用すると、安定器にも電気が

通るため無駄な電力を消費してしまい、LEDのメリットの

ひとつである省エネができません。

また、安定器は使用環境によって変わりますが、耐用年数は

10年とされています。蛍光灯を使用していた場合、安定器が

劣化すると異音や光のちらつきなどが発生するので交換の

サインがわかりやすいのですが、LED照明ではそのようなサインが

出ないため安定器の劣化に気づけず、そのまま使用してしまい

発火するという可能性があり大変危険です。

 

このように安定器を取り外す工事をせずにLED照明を使用すると

省エネという観点からも安全性という観点からも不安があるので

お勧めできません。

直管蛍光灯やダウンライトなどをLED照明に変更する場合は、

必ず安定器を取り外す工事を行うようにしましょう。

安定器を取り外さずにLED照明を使用されている方がいらっしゃい

ましたら、すぐに水明へご連絡ください。

 

水明は、ご家庭の電気に関する困りごとも解決いたします。

何かございましたら、お気軽にご相談ください。

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