- 2023年08月18日
前回のコラムは、トイレの詰りについてでした。
今回はキッチンの詰りについてお話したいと思います。
キッチンは毎日の食事を作る、家のなかでも使用頻度の高い
重要な場所です。そのため、キッチンで不具合が起こって
しまうと生活に大きな影響が出てしまいます。
そんなキッチンの不具合でもよくあるのが、排水管の詰りでは
ないでしょうか。排水管の詰りは日々の予防で防ぐことが
できますので、ご参考にしていただけたら嬉しいです。
このコラムでは、4つの予防法をご紹介します。
① 排水ネットを付ける
詰まりの主な原因のひとつは食材のカスです。
排水口にゴミ受けがついていますが、細かなカスなどは
ゴミ受けを通り抜けてしまうことがあります。排水管に
流れ込んでしまうと詰りの原因になってしまうので、
ゴミ受けに排水ネットを取り付け、食材のカスが流れ
込まないようにしておきましょう。
② 油を流さない
油汚れも排水詰りの原因で多いもののひとつです。
使用した油を排水口に流したりしていないでしょうか。
油を流していなくてもフライパンやお皿を洗う際に流れた
油が排水管に少しずつ蓄積してしまうこともあります。
揚げ物などで使用した油は新聞紙やキッチンペーパーで
吸わせたり、凝固剤を使用するなどして排水口に流さない
ようにしてください。油汚れがひどいものを洗う場合は、
事前にキッチンペーパーなどで拭き取って洗うようにしましょう。
③ 定期的に洗浄剤で掃除する
キッチンでは、洗い物をする際に食器用洗剤を使用します。
キッチンで手を洗う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
食器用洗剤やハンドソープで水に溶けきれなかったものが
排水管にこびりつくこともあります。排水管にこびりついた
洗剤カスはキッチン用のパイプクリーナーで落とすことが
できますので、定期的に使用してケアすることをおすすめします。
④ お湯を流す
キッチンを使用した最後に60℃ほどのお湯を流すことも
おすすめです。お湯を最後に流すことで、洗剤の溶け残りや
流れ込んだ油を固まる前に流し、排水管にこびりつくのを
防いでくれるでしょう。
また、お箸やスプーンなどの食器、アクセサリーなどを
排水口に誤って落としてしまった場合はすぐに業者に
ご連絡ください。
お箸やアクセサリーなどは水や洗浄剤では溶けることは
ありません。詰りを放置して悪化してしまう前に業者に
対処してもらいましょう。
また、そのようなものを誤って排水口に落とさないように
シンクでは基本的にゴミ受けを付けておく、シンクの掃除を
する場合はシンク内に何も置かないなどの対策も重要です。
水明は水回りのプロ集団です。
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